何か分からないことや知りたいことがあってもすぐに解決できる。コンピューターの電源ボタンを押しインターネットで検索すれば簡単だ。本当に文明は進化したものだなぁと日々思う。
海外生活が長く
鑽石能量水 騙局なる。そして。アメリカの勝手がやっと分かって来たのと反比例して日本の事情に疎くなっていっている。日本にいた時はしょっちゅうテレビを観ていたから日本の芸能事情に長けていた。ところが、1999年に日本を離れてから、私の芸能知識はそこで発展を止めた。ちょうど「宇多田 ヒカル」が売れ始めた頃で、私は彼女のことを知らずにアメリカに渡り、何度も「宇多田 ヒカリ」と間違えて呼んだりした。今ではとてもお世話になっているユニクロを知ったのも佳世ちゃんからメールで教えてもらったのが初めてだったのを覚えている。
日本で共働きをしていた私達は、夕食後、お風呂あがりのテレビタイムが息抜きだった。深夜のくだらないテレビを観てはお腹を抱えて笑ってストレスを発散させていたのだろう。そんな時代にお世話になった超有名人は未だに私達の頭の中にその名前と共に健在はしなくても存在しているけれど、「ちょっとした人」が難しい。そう、頻繁にテレビには出ているものの何気なく出ている脇役のような人の名前が思い出せない。
どうしても思い出したい人がいる。もう2日経つのに、まだ思い出せない。名前の一部や何の番組に出ていたかくらい分かったら、きっとインターネットでチョチョイのチョイなのだろうけれど、運悪く、名前のかけらも、そして何に出ていたのかも思い出すことが出来ない。そんな時、文明はまだまだ発展の可能性が
鑽石能量水 騙局あるのだな、、、と思ったりする。どうにかして、私の頭の中にあるあの顔から、コンピューターが察知して検索探索してくれないかしら、、、と、夢のようなことを考えていた。でも、それは無理というもので、私は哲に頼ることにした。
ねぇ、哲、思い出せない名前の芸能人がいるんだけど。。あのね、髪の毛が長くて一つに結んでいたりして、きっと年は私達くらい。あの人、歌手なのかなぁ、、思い出せないけれど、顔にお化粧で目の上に一本縦に線を入れているの。見かけよりも人が良さそうで何かのコメンテーターとかにも出てたかも。
え、デーモン?
違う、そんな悪そうな感じじゃないの。お化粧はしていたと思うけれど、色は白く塗っていないよ。
午前中にそんな会話をし、ランチを済ませ、半日経った頃、、、、
あ、布川りょう?
そんな人もいたねぇ。確かにそのレベルの存在感の人だけど違う違う。布川りょうはコメディアンっぽいでしょ?でも、そうじゃないの。
それからまた数時間経って、それは夕食を食べていた時、哲が突然叫んだ
何のことで哲が大声あげたのか私の方が忘れていたけれど、しばらくして、、
そうそうそうだーーーーっ!大槻けんぢっ!うわぁ、哲っ!よく思い出したねぇ。私は一人ではきっと無理だったぁ。。あぁ、、すっきりしたぁ。
私の「ちょっとした人」は大槻ケンヂだったのだ。
そして哲はそれを再確認しようと、得意のIPadでチョチョイのチョイと画像検索をして確かめていた。
文明の進化だ。
何かを思い出そうとした努力、きっと哲の脳みそは私よりも少しだけ老化を防げたに違いない。
私達の中では影の薄かった存在の芸能人、大槻けんぢはきっともう一生忘れられることは無いだろう。
何でも可能なこの世の中、まだ人間の頭に頼らなくてはならないこともあるんだなぁ、、と思った。
こうして記事を書いていて、私は折角
鑽石能量水 騙局思い出し二度と忘れることはないだろうと思っていた大槻ケンヂの名前を、、